ＦＰによるお金の情報まとめ

今日は日銀の金融政策決定会合、でした。
結果は現状維持でみんなの考えていた通り。
まーったく波乱はなし。

ただ…市場の動きが…
うーん…

日経は、日銀会合の結果が出る前、前場の時点でフライング気味に上に走り始め24000を突破！

一方、為替は…日銀の結果発表後にズドーンと円高に！

なんだこりゃああああああああああ！

まぁ、日経はアク抜け爆上げになると思っていたから、フライングか、フライングじゃないかの違いはあるものの、最終的に上がるのはいっしょだからいいんだけど…
為替の動きが…うーん…

今日のドル円の動き。

日銀会合でドーンと落ちた後、黒田総裁の会見が始まったと同時に反発！
でも、会見後にまた下に……
なんだこの動き…

1個前の日銀会合の記事にも書いたけど、ここで円高に振れるのは意味がわかんないんだよね～。
どういう理屈で円高に振れたのか……

どっかのニュースでは「物価の下振れリスクを警戒して円高に」って解説していたけど、今まで物価の上振れ(＝緩和縮小)を警戒して円高になっていたのに、おかしいやろ？物価が上振れても、下振れても円高ってことになっちまうぞー？
(ブルームバーグは、日銀が展望リポートで予想物価上昇率を『弱含みの局面が続いている』から『横ばい圏内で推移している』に表現を上方修正した影響って解説していたけど、それならまだわかる…)

今日の日銀の発表のどこに注目して、どう受け止めたら、こういう動きになるのかさっぱりわからない…。

ちなみに、黒田総裁の会見は…見ていたけど、特になにもありませんでした。
緩和縮小(出口戦略)については、いつものように一蹴していたし、いつもの黒田ちゃんでした。

うーん、為替の動きが謎だ……
(こういうふうに、日銀会合後に株は上に行くんだけど、為替が円高に振れるのって、イールドカーブコントロールが導入された2016年9月の日銀会合を思い出します。あの時も為替と株が逆方向に動いたんだよね)

ただ、為替以外でひとつ言えるのは…

日銀会合後に長期国債が大きく買い戻されたんだよー。

今までずっと下だったんだけど、10日線をぶち抜いて太い陽線で上方向に切り返しています。
(これを見ると、タカ派なスタンスを期待して国債を売っていた勢がハト派なスタンスのままの日銀を見て買い戻した、ってふうに思えます。為替とちがって、すごくしっくりする動き)

日本の長期国債のこの動きに引っ張られてか、実は、米国債先物も大きく切り返しているんだよー。

もしかしたら、米国債は目先の底を打ったかも…？

何度も書いていることだけど、今の株高っていうのは、世界経済の成長がどーのとか、そういう理由もあるにはあるんだけど、一番大きな理由は「米国債が売られているから」だから！
米国債が底打ちしてしまうと、株高も自動的に終わってしまう…はず。

まだわからないけど、もしかしたら、

今日の日銀会合の「現状維持」は「世界の中銀は金融引き締めに動いている。だから、債権は売りだ！株は買いだ！」ってストーリーに冷や水をぶっかけてしまったかも…

(中銀がタカ派なスタンスをとればとるほど株が買われて、ハト派なスタンスを取ればとるほど株が売られるって、理屈に合わないんだけど、相場ってそういうものなんだよねー)

こうなってくると、今週木曜のECB理事会にがぜん注目だよー。
ユーロがバカ上げしていることからもわかるように、市場はECBにタカ派なスタンスを期待しているけど、はたしてそんなにタカ派なスタンスを示せるのか？

プラス！

取引なし！
ぷーちゃんの指令がなーーんも出ませんでした。
充電中？

現在、含み益が12銘柄、含み損が6銘柄
ポジションは30～35％の間。

今日のぷーちゃん銘柄は8割方上げ。
でも、上げ幅はみんなしょぼかったよー。
下げ局面が来たら一日で吹き飛んでしまいそうな程度の上げ。
先週の大崩れから回復していないよ～。

裁量取引はなし。
今は鉄の意志で様子見。

うーん、なんだろうな～
日経は24000を突破したし、日足を見ていると上だとしか思えないんだけど、うーん…
Source: かぶみのトホホ株日記